笹内 謙一– Author –
笹内 謙一
代表取締役 / 技術士(総合技術監理・衛生工学部門)
株式会社PEO技術士事務所 代表取締役。技術士(総合技術監理/衛生工学部門)、技術士登録番号87790号。大手プラントエンジニアリング会社を経て、2019年に当事務所の代表取締役に就任。バイオマス発電・ガス化発電の技術評価、燃料乾燥装置の開発、事業性評価を専門とし、設備を販売しない中立の立場で発注者側の技術支援を行っています。経済産業省「令和6年度新エネルギー等の保安規制高度化事業(バイオマス発電設備の事故防止のための調査)」では、固体バイオマス燃料の燃焼・火災・爆発の原理と事故の類型化を扱う章を執筆。NEDO「バイオマス技術導入ガイドブック」、日本木質バイオマスエネルギー協会「バイオマスボイラー導入マニュアル」の作成にも関与。木質チップ乾燥装置 Dried Sieve®(特許第7875570号)の発明者。バイオマスガス化発電の係争案件では、裁判所選任の技術鑑定人を務めています。
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技術解説
タールを分類する ― 一次・二次・三次タールと露点(バイオマスガス化とタールの科学 その2)
タールは生まれた温度で顔ぶれが変わります。一次・二次・三次タールの違い、ガス化ガスがエンジンにとって厄介な燃料である理由、そして冷却器や吸気系でタールが凝縮し始める温度「露点」を、五つのタールクラスの考え方とともに解説します。露点を決めるのは総量ではなく、ごく微量の重いタールです。 -
お知らせ
技術コラム第4回「ガス化炉の中で何が起きているか ― タールはなぜ生まれるのか」を公開しました
技術コラムの第4回として、新シリーズ「バイオマスガス化とタールの科学」の第1回「ガス化炉の中で何が起きているか ― タールはなぜ生まれるのか」を公開しました。 木質バイオマスのガス化発電では、炉の形式やメーカーを問わず、現場で最も多く聞かれる... -
技術解説
ガス化炉の中で何が起きているか ― タールはなぜ生まれるのか(バイオマスガス化とタールの科学 その1)
木質バイオマスのガス化発電で、炉の形式やメーカーを問わず最も多いトラブルが「タール」です。木の8割以上を占める揮発分が熱分解で生むタール蒸気は、木がガスに変わる途中で必ず通る中間生成物であること、固定床ガス化炉の四つの層と、タールが炉の中で「残る」か「消える」かを決める条件を、熱分解を初めて学ぶ方にも分かるように解説します。 -
お知らせ
【開催報告】稼働率50%割れ時代のバイオマスガス化発電セミナーを開催しました
2026年8月28日、東京・一ツ橋で「稼働率50%割れ時代のバイオマスガス化発電」セミナーの講師を務めました。会場15名・Zoom11名の計26名にご参加いただきました。当日扱ったテーマを振り返ります。 -
お知らせ
技術コラム第3回「FIT40円/kWhは、熱を捨てる前提で計算されている」を公開しました
技術コラムの第3回として「FIT40円/kWhは、熱を捨てる前提で計算されている 2027年度の判断と稼働率の問題」を公開しました。 2027年度について、小規模バイオマスへの支援の打ち切りは決まっていません。同時に、40円/kWhの継続も決まっていません。取扱... -
技術解説
FIT40円/kWhは、熱を捨てる前提で計算されている 2027年度の判断と稼働率の問題
2027年度の小規模バイオマスは、支援の打ち切りも40円/kWhの継続も決まっていません。決まっていること・いないこと、今後の検討スケジュール、そして40円という価格が熱電併給でない設備の実績から売熱をゼロと置いて組まれ、11年間そのまま使われてきた経緯を、調達価格等算定委員会の公開資料をたどって整理します。 -
お知らせ
技術コラム第2回「乾燥機を止めても、危険は下流へ移動する」を公開しました
技術コラムの第2回を公開しました。乾燥機を止めても、熱を持った材料は搬送・集じん・貯蔵へと移動し、危険も一緒に移動します。停止シーケンスの組み方と、設計時に確認すべき7項目を整理しました。 -
技術解説
乾燥機を止めても、危険は下流へ移動する 搬送・集じん・貯蔵に残る火災リスク
バイオマス乾燥設備の火災は、乾燥機を止めても終わりません。集じん設備・搬送経路・貯蔵サイロへ危険が移動する仕組みと、停止シーケンスの組み方、設計時に確認すべき7項目を整理します。 -
業界ニュース
独Spanner社日本法人が破産手続開始 国内87台の木質ガス化CHP設備への影響
ドイツ製木質バイオマスガス化CHPメーカーの日本法人・Spanner株式会社が2026年7月1日に破産手続開始決定。国内87台の既設設備への影響と、設備所有者が優先すべき対応を、6案件で実機を現地確認している中立の技術士事務所が公開情報に基づき整理します。 -
技術コラム
技術コラム第1回「回転ドラム乾燥機はなぜ燃えるのか」を公開しました
技術コラムの第1回として「回転ドラム乾燥機はなぜ燃えるのか 過乾燥とCO発生の因果」を公開しました。 バイオマス乾燥設備の火災が、熱風温度の高さではなく「乾ききって水による冷却が失われた瞬間」に始まる仕組みを、経済産業省「令和6年度新エネルギ...
