技術コラム第2回「乾燥機を止めても、危険は下流へ移動する」を公開しました
技術コラムの第2回として「乾燥機を止めても、危険は下流へ移動する 搬送・集じん・貯蔵に残る火災リスク」を公開しました。
乾燥機の火災は、乾燥機を止めれば終わるわけではありません。熱を持った材料はコンベヤへ、集じん設備へ、そして貯蔵サイロへと運ばれ、危険も一緒に移動します。さらに貯蔵側では、上流とは無関係に、吸湿と発酵から発熱が始まる経路もあります。
本稿では、下流の各設備で何が起きるのかを整理したうえで、インターロックを一続きの停止シーケンスとして設計する考え方と、設計時に確認すべき7項目を示しました。経済産業省「令和6年度新エネルギー等の保安規制高度化事業(バイオマス発電設備の事故防止のための調査)」で固体バイオマス燃料の燃焼・火災・爆発の原理を扱う章を執筆した立場からの整理です。
【第2回】乾燥機を止めても、危険は下流へ移動する 搬送・集じん・貯蔵に残る火災リスクを読む
あわせて、第1回「回転ドラム乾燥機はなぜ燃えるのか 過乾燥とCO発生の因果」もご覧ください。
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この記事を書いた人
笹内 謙一
代表取締役 / 技術士(総合技術監理・衛生工学部門)
株式会社PEO技術士事務所 代表取締役。技術士(総合技術監理/衛生工学部門)、技術士登録番号87790号。大手プラントエンジニアリング会社を経て、2019年に当事務所の代表取締役に就任。バイオマス発電・ガス化発電の技術評価、燃料乾燥装置の開発、事業性評価を専門とし、設備を販売しない中立の立場で発注者側の技術支援を行っています。経済産業省「令和6年度新エネルギー等の保安規制高度化事業(バイオマス発電設備の事故防止のための調査)」では、固体バイオマス燃料の燃焼・火災・爆発の原理と事故の類型化を扱う章を執筆。NEDO「バイオマス技術導入ガイドブック」、日本木質バイオマスエネルギー協会「バイオマスボイラー導入マニュアル」の作成にも関与。木質チップ乾燥装置 Dried Sieve®(特許第7875570号)の発明者。バイオマスガス化発電の係争案件では、裁判所選任の技術鑑定人を務めています。