学会中での開催ですが、一般でも参加でき、参加費は無料です。文末に記載している信州大学 高橋先生宛 申し込み下さい。

第50回 中部化学関係学協会支部連合秋季大会(松本)
特別討論会「木質バイオマスのエネルギー利用について考える」

日時:2019年11月9日13:30-17:00
場所:松本市内 信州大学理学部キャンパス J会場(理学部C棟1階の13番教室)

趣旨:
現在、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)でによりバイオマス発電の導入が急速に進められようとしています。しかし、認定されている発電所に必要なバイオマスの総計は国内では賄うことができず、輸入バイオマスを想定しているところが多いのが実情です。本来FITは、再生可能エネルギーの導入を促進することはもちろん、関係する国内産業を育成する意義もあったはずです。今一度、国内バイオマスのエネルギー利用のあり方について見直す必要があります。
そこで、本討論会では、バイオマスエネルギー利用の現状を俯瞰するとともに、バイオマスの利用方法として、固体燃料による熱利用、最近日本にも多く導入されてきている小規模ガス化発電、将来技術として木質バイオマスからの液体燃料製造、など、幅広い利用方法について、それぞれに取り組まれている専門家の方々から現状および展望についてお話しいただき、木質バイオマスのエネルギー利用のあり方について議論したいと考えています。

スケジュール
13:00-13:30 受付
13:30-14:10 鮫島正浩氏(東京大学名誉教授, 信州大学工学部特任教授)
      「バイオマスとそのエネルギー利用の現状と未来」

14:10-14:40 小島健一郎氏(ラブ・フォレスト株式会社代表取締役)
      「固体燃料の直接燃焼-技術開発と熱利用ビジネスの可能性」

14:40-15:20 笹内謙一氏(PEO技術士事務所代表)
「バイオマス小規模熱電併給システムの現状とポストFITに向けた課題」

15:20-15:50 嶋田五百里氏(信州大学繊維学部講師)
      「加溶媒分解及び接触分解を用いた木質バイオマスからの液体燃料製造」

16:00-17:00 総合討論(司会:高橋伸英)

世話人:高橋伸英、長田光正(信州大学)

※参加申し込み・問い合わせ先
 高橋伸英(Tel:0268-21-5831, e-mail:novhide※shinshu-u.ac.jp

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