当社はこの度、東京ビッグサイトで開催される第9回国際バイオマス展に出展します。

今年はバイオガス事業に多くの知見を有する株式会社バイオガスラボ殿(https://www.biogaslab.biz/)との共同ブースになります。

ぜひ当社ブースまでご来場ください。

日時:令和6年2月28日~3月1日 10:00~18:00(※1日は17:00まで)

場所:東京ビッグサイト コマ番号:東3ホール E23-B40

こちらからより事前登録の上、ご来場ください。

期間中は予約制で無料の個別技術相談会(1時間以内/件)を実施しますので、ご希望の方は下記予約フォーム より空き時間を選択の上お申し込みください。(先着申込み順)

なおご相談内容は技術士法第45条により秘密情報として保護されますのでご安心下さい。

予約フォームはこちら

また、弊社代表による無料セミナー(事前申し込み不要)もございますので是非ご参加ください。

講演タイトル「木質チップのガス化発電におけるアンチクリンカ対策」

日時:2月29日(木)14:00~14:30

 2MW未満FIT40円導入後の2016年以降、国内で多くのガス化CHP装置が導入されてきました。
 これらはほとんどが欧州製ですが、その平均の設備稼働率は50%程度と低迷しています。その原因の一つとして、欧州のバイオマス燃料と国産バイオマス燃料における木質チップの性状の違いがあります。
 当社は現在NEDOの「エネルギーの森」事業の中でこの問題の解決に取り組んでいます。特に日本のスギ・ヒノキは欧州のマツに比べて平均して2倍超のカリウムが含まれていることから、ガス化炉の還元雰囲気下で灰の軟化点が低下します。このため炉内で灰が固着しクリンカを形成することでガスの流れの均一化を阻害し、タールの発生の原因となっていることがこれまでの研究にて明らかになっています。
 このクリンカ生成に関するメカニズムと課題解決に向けた取り組みについて講演させていただきます。